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「水いぼ」は、子どもによく見られるウイルス性の皮膚感染症です。
平成20年7月13日放送/平成30年7月更新
「水いぼ」は、子どもによく見られるウイルス性に皮膚感染症です。
皮膚に小さな丸いいぼができる以外に特に症状はなく、かゆみや痛みもありません。基本的に自然治癒することが多いものですが、まれに全身に広がって悪化したり、ほかの子どもにうつしてしまう場合もあります。早めにかかりつけ医に相談するようにしましょう。
子どもによく見られるウイルス感染症で、1~5ミリ程度の丸くて光沢のあるいぼが皮膚にできます。基本的に自然治癒することが多く、数カ月以上かけて徐々に増えて、いつの間にか自然に治っていきます。治癒するまで半年以上、時には数年かかることもあります。ただし、細菌に感染して化膿したり、また、アトピー性皮膚炎やその他の基礎疾患がある場合などにはまれに全身に広がったりする場合もあります。
水いぼは自然治癒することが多く、基本的には放置して良いものです。しかし、基礎疾患がある場合や、長くかかって広がっていく場合などには、ピンセットを用いてつまみとったり、液体窒素を用いて凍らせて取ったりする治療を行うこともあります。子どもにとってどれがベストな方法なのか、かかりつけ医とよく相談してください。
プールの水ではうつりませんので、プールに入っても構いません。ただし、タオルや浮輪などを介してほかの子どもにうつしてしまうことがあります。プールの後はシャワーで肌をきれいに洗うことが大切です。
放っておいても1~2年で治ることが多いですが、別の部位に広がったり、ほかの子どもにうつしてしまうこともあります。ケースバイケースの判断が求められますので、かかりつけ医とよく相談しましょう。