FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
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乳がんは自分で発見できるがん。したがって早期の発見が可能。ゆえに治癒率が高い。
あなたの大切な乳房を、月に1度は自己検診をしましょう。そして、年に1度は乳がん検診も必ず受けましょう。
令和5年10月更新
「乳がん」は年々増加の傾向にあります。しかし早期に治療すれば、ほとんどが治る病気です。自己検診に加え、年に1度は乳がん検診を受けるようにしましょう。
月に1度、乳房をチェックする習慣をつけましょう。
閉経前の人は月経後1週間あたりに乳房の張りが治まり診察しやすい状態になります。検診は入浴時、就寝時に行うのが良いでしょう。
全国の地方自治体では、乳がんの集団検診を定期的に実施しています。検査内容、時期についてはお住まいの市町村に問い合わせましょう。また、地域の医療機関で個別に受けることもできます。個別のがん検診は乳がん治療の経験を持つ医師を選ぶと安心です。
かつては乳がんと診断されたら、胸の筋肉を含めて、乳房をすべて切除する方法がとられていましたが、現在ではできるだけ乳房を残す「乳房温存法」が主流になっています。ただし、この治療法の適応は、比較的早期のがんに限られます。早めに発見することで、乳房を残す治療法を選択する可能性が高くなるのです。
自己検診で乳房に異常を感じたら、ためらわず乳腺科、もしくは乳腺治療に経験のある外科を受診するようにしましょう。