FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
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「やけど」をした時は、一刻も早く患部を冷やしましょう。
令和2年1月更新
「やけど」をした時は、とにかく早く患部を冷やすことが大切です。「やけど」をしてから患部を冷やし始めるまでの時間が、その後の「やけど」の回復に大きな影響を及ぼします。落ちついて、「とにかく冷やす」ことを心がけましょう。
「やけど」をしてしまった時には、できるだけ早く冷たい水で患部を冷やしましょう。冷水がない場合は、水道の水、川の水、濡れタオル、水筒の水やジュース、氷、クーラーボックスに入れる保冷剤など、とにかく少しでも冷たいものを用意して、痛みがなくなるまで30分以上は冷やすようにしましょう。
また、衣服を着た状態で「やけど」を負った場合は、脱ごうとする間に熱がどんどんと伝わって重症化することにもなりますので、衣服の上から水をかけるなど、早く冷やすことの方が大切です。
「やけど」の程度は、その広さと深さで判断します。
「低温やけど」は40~50℃の比較的低い温度の熱に長時間皮膚が接触した時に起こります。例えば使い捨てカイロや床暖房、電気アンカでも、気づかないうちに皮膚の深いところまでやけどする場合があります。
お年寄りや、痛みを感じても自由に動けない病人や赤ちゃんには十分に注意してください。
水ぶくれができたときは、決して破ってはいけません。破ると痛みが増し、細菌などが感染しやすくなりますので、注意が必要です。