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大阪府民のみなさまへ
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女性に多い片頭痛 生活習慣や食生活に注意しましょう。
令和元年6月更新
頭痛には、さまざまな種類がありますが、片頭痛は女性に多く、成人の8%に見られます。20歳代から50歳代の女性に多く、重篤な病気が隠れている場合もあります。安易に頭痛薬を続けるのではなく、ひどい場合には、医師に相談しましょう。
片頭痛は脳の血管が何らかの理由で拡張し、その周りの神経が刺激されて起こります。通常、片側のこめかみを中心に、脈に合わせてズキンズキンと痛みますが約40%の患者さんは両側性の痛みを経験しています。頭痛に伴って吐き気を催したり、光や音に敏感になったりします。また、頭痛の前兆としてキラキラした光、ギザギザの光が見えたり、半身の脱力感やしびれ感、言語障害などの神経症状を伴うこともあります。身体を動かしたり、力んだりすると痛みがひどくなることもあります。
はっきりとした原因は不明ですが、ストレスや食べ物がきっかけで起こることがあります。
カフェインの摂り過ぎも注意しましょう。
規則正しい生活を心掛けることが第一です。寝不足、深酒は禁物。また空腹時に起きやすいので、きちんと食事を取りましょう。
くも膜下出血や脳腫瘍などの重篤な病気が潜んでいる場合もあります。突然の激しい痛みを感じたり、原因不明の頭痛が続く場合は、速やかに脳神経外科などの専門医を受診するようにしましょう。