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パソコンなどでの目の障害に注意!1時間に10分は目の休息を。

令和元年12月更新

パソコンなどのOA機器のディスプレイ画面を長時間、見続けると、眼精疲労やドライアイなどの目の障害を引き起こすことがあります。無理のない作業時間と姿勢で、目の障害を防ぎましょう。

●パソコンやテレビゲームなどによる目の障害(VDT<=Visual Display Terminal>症候群)は

  • 眼精疲労:目の使いすぎなどにより、目が痛かったり、重く感じたりする。
  • 目の調節障害:近くを見つづけていると、目の焦点を調節する働きが低下して、物がぼやけて見える。
  • ドライアイ:まばたきの回数が減ることなどにより、目の表面が乾いて傷がつき、目がゴロゴロしたり、充血したり、かすんで見えたりする。

●コンピュータなどのディスプレイ画面で眼精疲労が起こる理由は

  • 画面と周囲の明暗の差が大きい。また、近距離を見続けることになる。
  • 作業中は視線が上向きになりがちで、目が乾燥しやすく、照明などの強い光が目に入りやすい。

●VDT症候群による目のトラブルを予防するには

  • 長時間の連続作業を避け、少なくとも1時間に10分程度は休息を取るようにする。
  • 目の乾燥を防ぐために、意識的にまばたきの回数を増やしたり、部屋の湿度を保ったり、涙の成分に近い目薬で水分を補給したりする。
  • 視線が画面に対して下向きになるように、机やいすの高さを調節する。

目の疲れや痛みが翌日まで残る場合は、他の目の病気が隠れている場合もあるので、早めに眼科を受診しましょう。

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