FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
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喘息は5歳までに発症することがほとんど。
きちんと治療を受け、子どものうちに治療することが大切です。
令和元年8月更新
日本では約400万人が気管支喘息に悩まされていると言われており、その多くは5歳くらいまでに発症します。季節の変わり目は空気が乾燥して、喘息の発作が起こりやすいため注意しましょう。
喘息は正式には「気管支喘息」といい、ヒューヒュー、ゼイゼイと音をたて、息苦しい状態を繰り返す病気です。最初の発作は5歳くらいまでに起こることが多く、そのうちの半数以上は成人するまでに完治しますが、成人になっても喘息が残る場合もあります。子どものうちに、きちんと治療をしておくことが大切です。
気管支に炎症があると、風邪を引いたり、冷たい空気やほこりを吸い込んだりすることが発作の引き金となって、空気の通り道である「気道」が急に狭くなり、呼吸困難などの発作が起こります。
喘息治療のポイントは発作を予防することです。薬による治療で、気道の慢性的な炎症を抑えること、そして発作の引き金となる要素を避けることが大切です。
治療に真剣に取り組んでいけば、普通に日常生活を送ることが出来ます。定期的に医師の診察を受け、きちんと治療を受けましょう。