FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
正しい知識を持ち、感染する危険のある性行為は避けましょう。
平成30年12月更新
現在、エイズの主な感染経路は性行為です。
感染防止にはコンドームを使用し、エイズの感染を予防しましょう。
「エイズ」は、「ヒト免疫不全ウイルス( HIV )」というウイルスに感染することで、外部から侵入した細菌やウイルスなどから身を守る免疫システムが破壊されてしまう病気です。その結果、健康な人なら発症しないような「ニューモシスチス肺炎」「カンジダ症」などのさまざまな感染症や、「HIV脳症」などの病気が引き起こされます。
HIVは、白血球の一種である「リンパ球」の中に潜んでいます。したがって、リンパ球を多く含む、血液、精液、膣分泌液、母乳が感染源となります。
精液や膣分泌液を介して、あるいは、出血を伴うような性行為による感染です。異性間、同性間にかかわらず、エイズの感染経路としてもっとも多いものです。
輸血、注射器の共用、臓器移植などが感染経路になります。現在、日本では、医療用血液は厳しいチェックが行われており、注射器(針)も使い捨てですので、感染の心配はほとんどありません。
(1)胎盤を通じて感染する場合、(2)出産時の出血によって感染する場合、(3)生後の母乳を通じて感染する場合、の3つの経路があります。予防対策をしないと、HIV感染者の母親から生まれてくる赤ちゃんが感染する可能性は30%と言われていますが、「帝王切開で出産する」「母乳を与えない」「感染している妊婦にエイズの治療薬を投与する」などで、母子感染率は1%未満に下げることができます。
現在では、HIVに感染しても、治療により、エイズの発症を予防する、あるいは発症を遅らせることが可能になっています。早期に的確な治療を効果的に受けるためにも、感染の有無を確認しておくことが重要です。
●こんな行為ではエイズはうつりません
涙、汗、唾液、尿などを通じて感染することはありません。従って、
●性行為による感染を防止するために