FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
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風邪とは違うインフルエンザ 予防接種を受けて、感染を防ぎましょう。
令和6年12月更新
インフルエンザとはインフルエンザウイルスによって引き起こされる病気で、単なる風邪とはまったく違うものです。症状が強く、肺炎などの合併症を起こしやすいので、注意が必要です。
インフルエンザの場合、普通の風邪の予防のようなうがいや手洗い、マスクなどは効果が不十分です。したがって、普段の生活でできる予防法、すなわち、人ごみなど感染しそうな場所に近寄らない、寝不足や過労などを避け、バランスのとれた食事を心がけて身体の抵抗力を高めておくことが大切です。最大の予防法は予防接種です。特に体力のない幼児や高齢者は命に関わることもありますので、予防接種を受けてインフルエンザにかかりにくいようにしましょう。
市販のかぜ薬は、発熱、鼻汁、鼻づまりなどの症状をやわらげることはできますが、インフルエンザに直接効くものではありません。
そこで、インフルエンザウイルスの増殖を阻害する抗インフルエンザウイルス剤が開発されました。
発症後40~48時間以内に服用しなければ効果が減少すると言われていますので、かかりつけ医などに相談して、適切なタイミングで診断を受けられるようにしましょう。
ワクチンは接種してから約2週間経たなければ免疫ができないので、インフルエンザの流行する前(10月~11月頃)に接種する必要があります。また、まれに予防接種ができない場合もあるので、かかりつけ医に相談してみましょう。インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは、同時接種することも可能です。