FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
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骨折には適切な応急処置が必要。患部を動かさないようにして、ただちに病院に運びましょう。
令和2年1月更新
骨折は、気づかずに放置しておくと、悪化させてしまったり、治癒を遅らせてしまうことになります。ねんざだと思って安心していたら骨折だったというケースも多く見られ、特に子どもさんや高齢者の場合は注意が必要です。骨折に対する正しい知識と応急処置方法を知っておきましょう。
骨折している場合は、以下のような症状があります。
骨折した場合には、無理に動かさず、その場で応急処置を行うようにしましょう。板や傘など、副木になるものを探して、骨折した箇所が動かないように、上下の関節までをしっかり固定します。
<応急処置の手順>
高齢者は骨が弱っている場合も多く、転倒だけでなく、ちょっと手をついただけで骨折するケースも少なくありません。骨折の多い部位としては、股のつけ根(股関節)、手首、肩のつけ根、背骨などがあげられます。高齢者が転倒して起き上がれない場合などは、骨折を疑ってみるようにします。痛がるので、安静にして寝かせておこうと考えると、治療を遅らせるばかりか寝たきりの原因となることもあります。
強い痛みを訴える場合には、骨折を疑い、すみやかに整形外科医を受診するようにしましょう。