FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
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大阪府民のみなさまへ
バランスのとれた食生活、自分にあった運動習慣を心がけ、趣味を持つなどして人との交流を深めましょう。
令和2年9月更新
現在、認知症の多くは原因が分かっていないため、確実に認知症を予防することはできません。しかし、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を日頃から適切に治療することや、適度な運動習慣、知的活動習慣、人との交流を持つことで認知症の発症・進行を遅らせることができる可能性が疫学的な研究で示されています。
「単なる物忘れ」と、「認知症に特徴的な物忘れ」とは大きく異なります。「単なる物忘れ」は、歳をとれば誰にでも起こるもので、その程度も軽く、じっくりと考えれば思い出すことができます。しかし、認知症による「物忘れ」の場合、「朝食の内容だけでなく、食べたこと自体を忘れる」など、体験や出来事を丸ごと忘れてしまったり、自分が病気であるという自覚に乏しく、ゆっくりと進行して社会生活に支障を来してきます。
認知症で最も多いのは、アルツハイマー型認知症、次いで血管性認知症、レビー小体型認知症です。
認知症の危険因子である生活習慣病を治療する以外に、次のような生活を心がけることによっても認知症の発症・進行を遅らせることができる可能性があります。