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大阪府民のみなさまへ
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身体症状が目立つ軽いうつ病、早めに専門医を受診しましょう。
令和2年5月更新
うつ病とは、一言で言うと「心のエネルギー切れの状態」。意欲が低下し、抑えつけられているような重く沈んだ気分になるなどの精神症状が現れます。しかし、これらの精神症状よりも、体がだるい、頭が痛いなどの身体症状が前面に出ることも少なくなく、ほかの病気と間違われることもあります。一般にうつ病は真面目で、几帳面、仕事熱心な人に多いと言われていましたが、最近は若年齢層を中心にこれまでとは異なるタイプのうつ病が増え、多様化しています。身体的な病気がないのに、下記の症状などが続くようであれば、早めに心療内科や精神科を受診するようにしましょう。
こうした症状が朝方に強く、夕方になると少し良くなるのが特徴です。一時的なものであれば心配ありませんが、症状が2~3週間以上続き、日常生活に支障を来すようであれば、うつ病を疑った方がよいでしょう。
就職、転職、離婚、引っ越し、配偶者の死など、環境の変化によるストレスがきっかけとなって発病することが多い病気です。しかし、明らかなきっかけがなく、発病する人もいます。
高齢者のうつ病は、認知症と間違われることがあります。うつ病は適切な治療で良くなります。1人で悩まずに、早めにかかりつけ医に相談するか、精神科や心療内科を受診しましょう。