FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
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自分では気づきにくい卵巣がん、定期的に検診を受けましょう。
平成18年5月14日放送
卵巣がんは、初期には自覚症状があまりないため、自分では気づきにくいと言われます。 完治が期待できる早期に治療を行うためにも、定期的に検診を受けることが重要です。
卵巣にできる悪性の腫瘍で、幅広い年齢層に発症するのが特徴です。食生活の欧米化に伴い、日本における卵巣がんの発症率は増加の傾向にあります。
初期には自覚症状があまりありません。進行してくると、腫瘍が肥大することによって腹部が膨らむ、腹痛、頻尿、便秘といった自覚症状が出てきます。
次のような人は卵巣がんになりやすいと言われています。定期的に検診を受けるようにしましょう。
治療は、病巣を切除する手術と抗がん剤の投与が行われます。初期の状態で治療が開始されれば完治が期待できます。しかし自覚症状が現れた時点ではかなり進行していることが多いため、治療を難しくしてしまいます。定期的に婦人科検診を受け、早期発見することが何よりも大切です。