FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ

げんき情報

上手な小児科のかかり方

かかりつけ医を持ち、上手に受診しましょう。

令和元年10月更新

夜中の発熱など、子どもは急に具合が悪くなることが多くあります。
でも、そんなときこそ、保護者の方は慌てず、適切な対処をしたいものです。
日頃から子どもの状態をよく把握しておき、上手に小児科にかかるようにしましょう。

●受診のポイント1――いつもの子どもの様子を知っている人が付き添う。

 赤ちゃんや小さな子どもは、自分の状態をうまく説明することができません。ですから、医療機関を受診するときには、必ず、普段の子どもの状態をよく分かっている人が付き添って、病状などを説明するようにしましょう。

●受診のポイント2――病状は詳しく正確に伝えるようにしましょう。

 子どもの様子をしっかり観察し、どんな症状なのかを、医師に詳しく正確に伝えるようにしましょう。そのためには、下記のようなポイントをまとめてメモしておくとよいでしょう。また発疹や便の様子、咳の状態、けいれんかもしれない動きなどは、携帯電話のカメラで撮影しておくと、医師に状態を伝えやすく、診断の手助けになることがあります。

  • いつから?
  • どんな症状なのか?――熱、咳、下痢、嘔吐、発疹など。
  • 近所や保育園、幼稚園での流行は?――インフルエンザ、はしかなど。
  • 現在服用中の薬は?――持参する。
  • 薬や食べ物のアレルギーは?

●受診のポイント3――健康保険証、こども医療証等、母子手帳、お薬手帳を持参しましょう。

 子どもの健康保険証、こども医療証等、母子手帳、お薬手帳は一緒に管理しておき、受診する際には必ず持っていくようにしましょう。医療機関や薬局でお薬手帳への記載があった場合は、保護者の方が、現在飲んでいる薬と一致しているかなどを、必ず確認するようにしましょう。

●受診のポイント4――かかりつけ医を持ちましょう。

 子どもの体質や身体の状態などを分かってくれているかかりつけ医を持つことが大切です。
 (1)話をよく聞いてくれて、質問にしっかり答えてくれる
 (2)体調の急変に対応できる自宅から近い場所にある
――などをポイントに、かかりつけ医を選ぶようにしましょう。

上手な小児科のかかり方