FOR CITIZEN
大阪府民のみなさまへ
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心身の調子が影響する乗り物酔い
体調を整えて、楽しい旅行を!
平成18年4月23日、19年4月22日放送/
令和6年8月更新
せっかくの楽しい旅行も、乗り物酔いをすると、一転してつらい旅行となってしまいます。乗り物酔いの原因は、まだはっきりと分かっていませんが、感覚混乱説で説明されています。つまり、乗り物に乗った時、眼からの視覚情報と耳(三半規管や耳石器などの内耳の平衡感覚器)からの揺れの情報が大脳に送られ、過去に蓄積された大脳の経験情報との間にミスマッチ(矛盾)が生じた時に乗り物酔いを感じます。
乗り物酔いは、2歳ぐらいから始まると言われています。その後、年齢が上がるにしたがって増えていき、5~12歳ぐらいがピークになります。その後は乗り物に慣れてくることもあり、だんだんと少なくなります。
乗り物酔いは、体調や心理面なども大きく影響します。
①環境的影響:発進と停止を繰り返したり、道が悪くて車が揺れたりすると酔いやすくなります。また、ガソリンなどのにおいがすると気分が悪くなることがあります。
②心理的影響:以前に酔った経験を思い出したり、酔った人を見て自分も具合が悪くなることもあります。
③身体的影響:過労や睡眠不足、風邪をひいていたり、空腹や食べ過ぎの時は酔いやすくなります。