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大阪府医師会フォトギャラリー
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撮影者:出口浩之(堺市医師会)
撮影場所:兵庫県高砂市阿弥陀生石171 生石神社内
撮影日時:2023年10月23日
高砂市の生石(おおしこ)神社の御神体で、背後につらなる岩山そのものを、つまり竜山石の岩盤そのものを彫り込んで作られた巨石遺構である。幅6.47m、高さ5.68m、奥行き5.58m、推定重量465tの巨石に直方体の屋根型の突起がついている。えぐりこまれた底面に水がたまり「浮き石」と呼ばれている。奈良時代に編纂された「播磨国風土記」にすでに「大石」と記載されているが、いつ、誰が、何の目的で制作したのか、現在も不明であるが、遺構は古代以前の採石・石工技術を今に伝える貴重な資料でもある。
撮影者:出口浩之(堺市医師会)
撮影場所:兵庫県神崎郡神河町岩屋付近
撮影日時:2025年3月8日
神河町岩屋の越智川左岸にある大きな岩。集落の生活道路に沿ってあるので、風化・崩落の危険性のため金網ネットで覆われている。地質的には白亜紀後期の大規模な火砕流によってできた流紋岩、安山岩、砂岩、凝灰岩などの火山岩塊を多く含む、つまり、いわゆる大河内層の凝灰角礫岩が主体の大岩である。この岩は古来より賽(さい)の神の御神体として祀られていたことは古事記や日本書紀にも記されている。なるほど、大きく丸くゆったりとした風体の岩は、そうだねえ、何となくいつも村人を守ってくれそうな頼りがいのある存在に見えますねえ。