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医師・医療関係者のみなさまへ

大阪市内救急災害医療担当理事連絡協議会

府医ニュース

2025年4月2日 第3104号

急病診療所の運営などについて意見交換

 令和6年度第2回大阪市内医師会救急災害医療担当理事連絡協議会が1月31日午後、大阪府医師会館で開催された。
 当日は鍬方安行理事が司会進行を務め、まず加納康至会長があいさつ(鍬方理事代読)。中央急病診療所への運営協力に感謝を述べるとともに、引き続きの支援と協力を求めた。続いて、吉村高尚氏(大阪市救急医療事業団中央急病診療所長)が、インフルエンザの流行などによって年末年始は急病診療所が混雑したと振り返り、出務医師に謝意を表明。今後も市民のニーズに応えつつ、急病診療所の運営を図りたいと語った。
 議事では、年末年始における大阪市急病診療所の実績が報告されたほか、7年度上半期分の中央急病診療所出務医師の割当案を協議。会員数を基に算出された出務割当が提案どおり了承された。
 意見交換では、「医薬品不足の状況下では、急病診療所でも院外処方を認めるべき」「小児科の出務医師の確保が困難」との声が上がり、鍬方理事は大阪市救急医療事業団と解消に向けて検討していくと述べた。