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医師・医療関係者のみなさまへ

本日休診

耐用年数 さらにその後

府医ニュース

2025年4月2日 第3104号

 昨年は、私の診療所の機器が次々に故障し、買い替えを余儀なくされた年でした。
 3月にX線撮影装置を買い替え、4月に空調設備を一新し、6月にレセコンを買い替えました。これらの事情は本欄に、一昨年12月27日(第3058号)「耐用年数」、昨年2月7日(第3062号)「続・耐用年数」、6月19日(第3075号)「耐用年数 その後」と題して書きました。
 長年使ってきた機器が一斉に不調を来す時期が来たということなのかと思いました。そうなる前に早目に買い替えれば良かったのかもしれませんが。
 まだ続きました。暮れも押し詰まった12月、メインで使っていたデスクトップパソコンがダウンしました。Windows10のサポートが今年10月で終了しますが、Windows11に対応できないパソコンだったため、それまでには買い替えるつもりでしたが、その前にダウンしました。データが取り出せたのは幸いでした。年内に新しいパソコンがやって来て、何とか年賀状印刷ができました。
 さらにこれは仕事とは関係ありませんが、年が明けた正月2日に10年ぐらい使っていた(どれだけ古い物ばかり使っているのかと思われそうですが)自宅の電子レンジが、年末年始のヘビーユーズに耐えかねたのかダウンしました。新しい物が届くまでの約1週間、電子レンジのない生活がいかに不便か分かりました。
 今年はさらに診療所の電灯をすべてLEDに替える工事が控えています。機器ごと取り換えが必要だそうです。
 昨年の診療報酬改定で減収になっている中、高額機器の買い替えが続いています。
 院長が壊れていない(たぶん)のが幸いです。(瞳)