
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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府医ニュース
2025年3月5日 第3101号
国民医療推進協議会(会長=松本吉郎・日本医師会長)主催による「国民医療を守るための総決起大会」が令和6年11月22日午後、日医会館で開催され、全国から医療介護関係者や国会議員など約1200人が参集した。大阪府医師会からは宮川松剛副会長と清水智之理事が参加した。
冒頭、主催者を代表し、松本・日医会長があいさつ。10月には石破茂首相と面会し、医療分野の賃上げや物価高騰への対応を要望したと明かし、医療介護分野における適切な財源を確保することが国民の命と健康を守るために不可欠であると理解を求めた。続いて、尾﨑治夫・東京都医師会長は、病院の厳しい経営状況を憂慮し、現状では今後の少子超高齢社会の医療・介護は守れないと訴えた。来賓あいさつでは、鈴木俊一・衆議院議員(前財務大臣)、田村憲久・衆議院議員(元厚生労働大臣)、秋野公三・参議院政策審議会長が登壇した。
その後、茂松茂人・日医副会長が開催趣旨を説明し、高橋英登・日本歯科医師会長、岩月進・日本薬剤師会長、高橋弘枝・日本看護協会長(代理:任和子・同副会長)がそれぞれ決意を表明。猪口雄二・全日本病院協会長より決議案が読み上げられ、満場の拍手で採択された。
最後に、釜萢敏・日医副会長による「頑張ろう」の掛け声とともに、参加者全員が拳を高く振り上げ国民医療を守る決意を誓った。