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医師・医療関係者のみなさまへ

令和6年度現地セミナー

府医ニュース

2025年3月5日 第3101号

令和5年開院の大阪はびきの医療センターを見学

 大阪府医師会は令和6年12月11日午後、6年度「現地セミナー」を大阪はびきの医療センター(山口誓司院長)で開催した。
 はじめに、加納康至会長代行(当時)があいさつ。高度先進的な医療を展開し、特徴的な地域医療活動を推進している病院を見学することで、日常診療への活用とともに地域医療連携に役立ててほしいと期待を込めた。
 続いて、川島佳代子氏(同センター副院長)が病院の概要を説明した。昭和27年に結核療養所として開設された同センターは、令和5年に新病院を開院した。ハイブリッド手術室や手術用ロボットなど、最新設備を導入し、より安全・正確に治療を行っていると紹介。ほかにも設備だけではなく、長期療養患者のため、四季折々の風景を楽しめるように「はびきのガーデン」を設置し、療養環境を整えたと述べた。川島氏は、今後に向けて「さらなる高度な専門医療の提供、地域医療への貢献を目指している」と語った。
 その後、2グループに分かれて施設内を見学。実際に最先端技術が使用されている場面や結核病棟など、施設の特徴や工夫の解説を受けた。施設見学終了後は、活発な意見交換が行われた。