
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
府医ニュース
2025年1月15日 第3096号
第329回大阪府医師会臨時代議員会(岡原猛議長/定数273人)が令和6年12月19日午後、府医会館で開催された。府医代議員ら178人が参集した。当日は、府医役員(会長、理事)の補欠選任および会長の選定ならびに日本医師会代議員の補欠選出が行われ、新会長らが決まった。なお、立候補者はすべて定数通りで無投票での決定となった。
昨年10月16日に中尾正俊・前会長が任期中に逝去した。中尾前会長の療養中より会長代行を務めてきた加納康至副会長(当時)は、中尾執行部を引き継いで会務を運営する意思を固め、会長への立候補を表明。12月31日付けで副会長職を辞する意向を示した。この一連にともなう役員の欠員に対し、新たな役員を選任・選定する選挙が行われることとなった。11月27日には、府医選挙管理委員会が立候補の受け付けを開始。12月12日午後5時に締め切られた。
代議員会では、岡原議長が開会を宣言。冒頭で、中尾前会長に哀悼の意を表し、黙祷が捧げられた。続いて、加納会長代行(当時)があいさつ。12月15日に開催された「故中尾正俊先生を偲ぶ会」への多数の臨席に対し、謝辞を述べた。また、志半ばに早世されたことへの悔しさを慮り、遺志を引き継ぎ、会務にあたると誓った。
次いで、役員の選任が協議された。髙田直樹・府医選挙管理委員会委員長から、今回は定数内の立候補であったため、会長には加納副会長、理事に後藤浩之氏(都島区)が当選人として決定されたと報告。それぞれ挙手多数により選任された。
引き続き、会長の選定が協議され、挙手多数で承認された。なお、選任された役員の任期は「前任者の残任期間」となるため、1月1日から令和8年に開催予定の定例代議員会終結の時までとなる。
続いて、日医代議員の補欠選出が行われた。こちらも定数内の立候補であり、髙田委員長より飯尾雅彦氏(豊中市)が日医代議員に選出された旨、報告された。任期は1月1日から8年に開催される日医定例代議員会の前日まで。
最後に加納会長代行が登壇。会長に選任・選定されたことに改めて謝辞を述べた。中尾前会長の遺志を引き継ぎ、期待に応えられるよう努めるとし、一層の理解と協力を要請した。