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府医ニュース
2024年12月25日 第3094号
ウチのワンコはビーグルで、全く躾ができていない。芸はおすわりとお手だけ。それもエサの前では適当である。散歩すればドンドン前へ引っ張っていくし、道路の電信柱は両サイドのすべての電柱にチェックを入れる。ジグザグ走行して危なさ極まりない。しかし心の癒しにはなっているので、大きな不満はない。
家内が躾スクールに入れると言い出した時には猛反対した。番犬に躾は要らない。しかし躾の悪さにあまりにも抗議されたので、子犬の時に躾首輪を試したことがある。躾スクールでは、そういうのを使っているそうだ。調べると2通りあって、一つはエレキテルで黙らせる強烈な虐待グッズか、ピーという高音で驚かせるこれも人に使えば非難の嵐的首輪。前者を買おうとすると、孫に至るまで女性連中をすべて敵にした。電気ショックは電気風呂とか神経伝導速度でおなじみであるが、感電でも慣れれば快感になる。慣れてもポジティブな躾ができる安全な物という論理は全く通じなかった。そこで後者を求めたが、案の定びくともしなかった。それでも初めの頃は耳を澄ましてキョトンとしていた。
去勢しないからこうなったという批判が来たが、小犬の時にステンレスのリングにアレをはめ、チョキンと切ることに猛反対したのは他ならぬ私である。片足を挙げるまでにちょん切らないといけないという格言は本当に確かか。しかしこいつはブリーダーから家に来て、1週間以内に片足を挙げていた。ホルモン学的にはありえない。胎児期に性行動は決定しているということだ。公園に行けばワンチャンサークルなどができていて、マダム達がサークルを囲んで談笑している。雄犬達を見るとすべてアレがない。
朝ぼらけ 竿一本の 天城越え
考えてみるだけでもおどろおどろしい。『男の子なんですね』という批判めいた言葉に捕まった時は、微笑み返しで誤魔化している。(晴)