福島区健康展

地域のつながりで健康寿命を延伸

　福島区三師会および社会福祉協議会、福島区主催による「福島区健康展」が10月19日午後、同区民センターで開催された。今年度は「地域のつながりで健康寿命をのばそう」をテーマに、約370人の区民が来場した。
　開会にあたり、主催者を代表してあいさつした中島滋郎・同医師会長は、「生活習慣病は本人の生活習慣だけでなく、社会的な要素も影響している」と指摘。地域全体で考えていくべき課題だと訴え、本健康展が健康意識の向上につながることに期待を寄せた。また、工藤誠・同区長が登壇。多数の参加に謝意を表し、健康について学んでほしいと呼びかけた。
　会場では各団体より様々なブースが設けられた。医師会は医療相談や心電計測、ロコモ度テストを実施。会員医師が出務し、区民の相談に丁寧に応じる姿が見られた。そのほか、歯科健康相談やお薬相談、健康体操、骨粗しょう症検診などが企画され、盛会のうちに終了した。