TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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府医ニュース
2024年9月25日 第3085号
令和6年度第1回郡市区医師会学校保健担当理事連絡協議会が7月11日午後、大阪府医師会館で開催され、各医師会の担当役員ら約40人が出席した。
はじめに司会の宮川松剛副会長より、今期から学校医部会長および学校保健担当副会長を務めるとの報告があった。その後、中尾正俊会長が開会あいさつ。現在、コロナ禍の影響で運動不足による運動器の問題やスクリーンタイムの増加による近視など課題が山積していると指摘。子ども達の健康を守るためには学校医の関わりが欠かせないとし、さらなる協力を呼びかけた。
続いて協議事項では、森口久子・府医学校医部会副部会長(府医理事)が、「令和6年度学校医部会事業計画」を説明し、承認を受けた。また、ブロック別部会常任委員会委員を協議の上、決定した。そのほか、内科学校健診に関するアンケート調査結果を報告。「対応困難なケースがありましたか」という設問には、健診時の服装に関する意見が多数寄せられた。森口理事は毎年学校側と事前に協議し、実施方法を決定の上で、内科健診を進めてほしいと要請した。
引き続き森口理事より、5年度会務報告や指定学校医制度認定および更新状況が示された。さらに、学校医マニュアルについては、6年度分の発行に向け、現在改訂作業を行っていることが報告された。また、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種の件では、大阪府教育長や大阪市教育長等に宛て、教育現場でワクチン接種勧奨を行ってもらうよう依頼したと説明した。