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府医ニュース

2024年8月28日 第3082号

 ◆夏休み、近隣の校庭やグラウンドに、日焼けした子ども達がサッカーや野球に楽しげ。小筆も週末サッカーで、年甲斐もなく真っ黒に。
 ◆サッカー歴60年近く。足腰の衰えを感じつつもユニフォーム姿に。試合では、競り合いに弱く、走り負けがちに。パスを受けてもマゴマゴと。パスを出すが弱く不正確に。ピンチすら招きかねず、残念ながら出場時間は短くなり、チームへの貢献も薄くなる一方。
 ◆高校野球の地域予選に、知的障害特別支援学校が初めて参加した。結果は、5回コールド負け。しかし、選手達はチームとして戦って晴れやかに。チームを支えた監督は「何十点取られても、強豪から15回のアウトを奪ったのが子ども達の成果」と清々しい。
 ◆オリンピックではメダルを得た選手にスポットライトがまぶしい。しかし、15回のアウトを自らの力で成した子ども達には及ばないであろう。メダル競争とは無縁のスポーツの素晴らしさである。小筆も、何回ものミスの間、1回でも良いパスを出せることでサッカーを続けたい。(翔)