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大阪城トライアスロン

府医ニュース

2024年7月3日 第3077号

国内外からトップ選手が多数参加

 大阪城トライアスロン2024大会が5月26日、大阪城公園および周辺エリアの特設コースで開催された。本大会は、大阪市・日本トライアスロン連合・大阪府トライアスロン協会が主催。スタートとなるスイム競技は、大阪城東外濠を利用するユニークなコースとなっている。
 大阪府医師会は、平成29年の第1回大会から協力団体として救護所に医師を派遣しており、今大会も大窪博氏(堺フジタ病院)、石田健一郎氏(大阪医療センター)、水島靖明氏(大阪警察病院)の3人が出務。日本トライアスロン連合メディカル委員長を務める笠次良爾(かさなみりょうじ)氏(奈良教育大学教授)が全体を指揮した。前川たかし・府医理事も早朝から視察に訪れ、救護状況を中心に大会運営を見守った。
 今年は、アジアトライアスロンカップ規程により実施する「エリート部門」のほか、「エイジ部門」「リレー」のカテゴリーで、700人を超える選手が出場。当日は、スタート時から晴天が続き、気温が高い中で、熱戦が繰り広げられた。
 なお、救護所(スイム・ラン・フィニッシュ地点の3カ所設置)で傷病対応(観客を含む)は45件。バイク転倒事故1件のほか、打撲・擦過傷・筋痙攣・熱中症による傷病患者が多数みられた。病院への救急搬送(熱中症)は、1件あったが、重症者はなく、大会は無事終了した。