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大阪府医師国保組合 臨時組合会

府医ニュース

2024年7月3日 第3077号

次期就任役員が決定

 大阪府医師国民健康保険組合(理事長=高井康之・大阪府医師会長〈当時〉)は6月13日午後、府医会館で「次期就任役員選挙のための臨時組合会」を開催した。

 高井理事長は開会のあいさつで、今年12月2日に現行の健康保険証の発行が終了することに言及した。医師国保では現在、6年10月末を有効期限とする保険証を発行しているが、以降については6年12月1日まで7年10月末を有効期限とした保険証を発行する方針と説明。あわせて、マイナンバーカードが保険証利用できない方への資格確認書の送付など諸手続きを概説した。そのほか、定率国庫補助金の削減に係る財務省の見解や被保険者数の減少を引き合いに、医師国保の財政基盤は非常に厳しいとし、適切に対応したいと結んだ。
 議事では慣例に従い、谷本吉造氏が仮議長を務めた。推挙により砂川満氏が議長に選出された後は、同氏が進行した。副議長には武田温裕氏が選出された。続いて廣瀬一史理事から、5年度歳入歳出補正予算に関する理事専決処分が報告された。
 次期就任役員選挙では、理事、監事ともに定数どおりの立候補のため、各氏がそれぞれ就任した。なお理事長には、同組合の選挙規定で「府医会長の職にある者に委嘱する」とされており、第327回府医臨時代議員会(5月19日開催)で会長に決定した中尾正俊・府医会長が就く。
 組合会終了後には臨時理事会が開かれ、互選により豊田紘生氏と山田晃久氏が副理事長に選ばれた。

新役員の顔ぶれ

理事長
 中尾 正俊(新・東淀川区)

副理事長
 山田 晃久(再・松原市)
 豊田 紘生(再・淀川区)

理 事
 寺川 文彦(再・東住吉区)
 中   透(再・泉大津市)
 栗山 隆信(元・高槻市)
 海野 勝利(再・平野区)
 西部 俊三(再・茨木市)
 長   等(再・堺市)
 廣瀬 一史(再・高石市)
 御前  治(再・吹田市)

監 事
 泉谷  良(新・和泉市)
 久禮三子雄(再・岸和田市)【"禮" は "ネ" (しめすへん)に豊】
 杉本 睦子(再・阿倍野区)

※氏名は届け出順、敬称略。任期は令和6年6月21日~2年後の府医決算に関する代議員会終結時まで。