バリアフリー・慢性期医療展・看護未来展・在宅医療展2024

開会式で中尾副会長が祝辞

　西日本最大規模の医療系の総合展示会であるバリアフリー・慢性期医療展・看護未来展・在宅医療展2024が４月17日から19日の３日間にわたり、インテックス大阪（大阪市住之江区）で開催された。本催しは４展合計で約250社・団体が出展し、最新の機器や製品が紹介されたほか、100セッションを超えるセミナーが企画された。
　展示会初日の４月17日午前には開会式が開かれ、大阪府医師会から中尾正俊副会長が出席し祝辞を述べた。中尾副会長は、2040年に向けて医療・介護のニーズがさらに高まると見通し、高齢者や障害者が地域や自宅で自分らしく最期まで生活が送れるよう必要なサービスを適切に届けることが大切だと指摘。各地域の状況に応じて地域包括ケアシステムを深化・推進していくことが求められると強調した。その上で、府医においても行政や介護・障害・福祉団体と密に連携を図り、地域共生社会の実現に向けて尽力すると語った。
　なお、期間中は天候にも恵まれ、３日間で４万７千人を超える来場者があり、盛会裏に終了した。