
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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府医ニュース
2017年11月15日 第2838号
平成29年度日本医師会女性医師支援センター事業「近畿ブロック会議」が10月14日午後、大阪府医師会の主務により市内のホテルで開かれた。まず、茂松茂人・府医会長があいさつ。増加傾向にある女性医師の適切な支援が医療界の課題とし、「活発な議論を期待している」と述べた。
議事では今村定臣・日医常任理事が日医女性医師支援センター事業を報告。女性医師バンクの運用状況や地域における女性医師支援懇談会などの開催状況を説明した。続いて、笠原幹司・府医理事(日医男女共同参画委員会委員)が、全国で1万人を超える女性医師を対象に行った「勤務環境の現況に関する調査」の分析結果を報告。幅広い選択肢を持つ支援策が望まれるとの見解を示した。その後、各府県医師会の取り組みについて議論が行われ、大阪の状況に関しては、笠原・府医理事が発言。アンケートを基に「院内保育所・託児施設の設置状況」「就労形態」などを詳説した。また、府医および各女性医師支援ワーキンググループの活動に言及。今後も充実させていきたいと加えた。最後に、日医への要望事項等を確認し閉会した。