
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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府医ニュース
2017年11月15日 第2838号
大阪府女医会(西嶋攝子会長)は10月21日午後、大阪市内のホテルで第11回学術講演会を開催。2題の講演が行われ、活発な意見交換が展開された。
開会あいさつで西嶋会長は、同医会の活動に対する会員の理解と協力に謝意を示すとともに、本講演会が日頃の診療の一助になればと期待を寄せた。
はじめに藤谷宏子理事が座長を務め、和田和子氏(大阪母子医療センター新生児科主任部長)が「小児・周産期医療の課題と展望」と題して講演。小児医療の現状や新生児医療体制の整備状況について述べた上で、先制医療の実現や少子高齢化・地域格差などに対する今後の医療の展望を示した。
続いて、酒谷省子理事の座長の下、矢上晶子氏(藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院総合アレルギー科教授)が、「皮膚アレルギー疾患の最新治療――新規抗ヒスタミン薬のTopicsと共に」をテーマに登壇。皮膚科診療でよく遭遇するアレルギー疾患であるじんましんや即時型アレルギーの検査法、日本・欧州のガイドラインにおけるじんましんの治療などについて症例を交えて解説した。