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医師・医療関係者のみなさまへ

府医クラブ代表者会議

府医ニュース

2017年11月1日 第2837号

 平成29年度大阪府医師会内クラブ代表者会議が10月13日午後、府医会館で開催され、各クラブの代表者が参集した。

 矢野隆子理事が司会進行を務め、各クラブ代表者が28年度の活動状況を報告。部員の高齢化・減少に伴う若手部員の獲得策などに関して意見を交わした。続いて、矢野理事が29年度のクラブ助成金の分配について説明。厳しい財政状況ではあるが、引き続き活動の助成を維持したいと述べた。
 府医では、会員同好者などで下記クラブを組織している。興味のある方は、各クラブ代表者に連絡されたい。

クラブ 代表者(敬称略) 連絡先電話番号
野   球 中村 積方 06-6231-0477
卓   球 髙橋  剛 06-6879-3251
テ ニ ス 原  文雄 072-762-3282
ゴ ル フ 岩本 和也 072-260-1616
ボウリング 北川 直樹 06-6993-0366
軽 音 楽 山本 秀尚 06-6698-1200
交 響 楽 団 内田 博重 06-6721-0091
フィルハーモニー 藤井 謙司 06-6341-8651
囲   碁 新宮  雅 072-251-8195
将   棋 手島 愛雄 0725-56-2727
剣   道 森  能史 06-6702-7034
マ イ コ ン 山上 勝久 072-483-2501

将棋部だより

兵庫県医師会との対抗戦白熱した接戦

 10月9日に兵庫県医師会との対抗戦を、関西将棋会館4階の和室で開催した。キアゲハやアカタテハなどの蝶が舞う暑い日だった。
 府医チームには8人が参加したが、1人が所用のために途中で退席したので、3回戦より7人になった。兵医チームは参加者が少なかったので、顧問の酒井順吉プロ七段が、選手として参加された。酒井先生は、明治から昭和初期にかけて活躍し、「王将」という芝居や映画の主人公のモデルになった阪田三吉贈名人・王将の孫弟子である。我々を相手に駒を引き、しかも多面指しをなさったが、それぞれの終局後には、丁寧な講評をされた。
 前半は兵医チームが6―2、6―2と圧倒したが、後半は府医チームが奮起し、4―3、5―2と連勝して引き分けに持ち込んだ。両チームともに懸命に戦い、白熱した良い対抗戦だった。通算のチーム成績は22勝5敗2分になった。酒井先生に勝てたのは、飛落の青谷三段(高槻市)と飛香落の山中五段(福島区)だった。他の参加者は、手島七段(和泉市)、伊藤五段(野崎徳洲会病院/大東市)、寒川初段(大正区)、準会員七段、準会員五段、準会員二段だった。
 堺市で生まれ育った阪田三吉師は、将棋に明け暮れる人生に何の意味があるのか、と青春時代に悩んだ。ある晩、通天閣を仰いだとき、あの灯のように自分の将棋を見てくれる人々の気持ちを、明るくさせられれば良いのではないか、と思った。阪田師は一念発起した。彼の将棋は独創性が豊かで、見る者を楽しませ、勇気と希望を与えてくれた。なお、彼が創案した序盤早々の端歩突きは、当時奇を衒(てら)っただけだと思われたが、現代のコンピューターソフトが類似の手を指したために、改めて彼の将棋が注目されるようになった。
 入部をお望みの方は、いずみがおかメンタルクリニックの手島(電話0725―56―2727)までご連絡ください。
報告 手島 愛雄(和泉市)