
TO DOCTOR
医師・医療関係者のみなさまへ
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府医ニュース
2017年11月1日 第2837号
10月8日・9日に開催した第31回日本臨床内科医学会は、盛会裡に終えることができました。ご参加いただいた大阪府医師会役員、会員の先生方に厚くお礼申し上げます。
世界に類を見ない超高齢社会に突入した日本において、我々かかりつけ医には看取りから最先端医療までの幅広い知識と経験が求められています。今回の医学会でもそのことを踏まえ、「新たなる臨床内科学の夜明け/看取りからiPSまで」をメインテーマに据え、日本を代表する大阪ゆかりの著名な先生方による様々なプログラムを組みました。おかげさまで2日間の会期中参加者は最終集計で1841名になり、今までの医学会の記録を塗り替える盛況ぶりでした。特に京都大学の山中伸弥教授と理化学研究所の高橋政代先生によるⅰPS細胞についての特別鼎談では会場に入っていただけない先生方のために、急遽中継会場を用意するほどでした。また私自身は全会場を回ることができませんでしたが、各講演、シンポジウム、セミナー、研修会、口演の各会場を多くの方々が参加され、最新の知見、情報に触れていただき、いずれも盛況であったとの報告を受けております。
更に、セレモニーでは横倉義武・日本医師会長、茂松茂人・府医会長にご臨席の上祝辞を頂戴し、医師会の一員として地域に貢献し続けるべく意を新たにいたしました。今後も、内科医会では、総合診療専門医制度を含めた専門医制度や新医師臨床研修制度、地域包括ケアシステム構築への取り組み等、府医・日医と同調しながら、府民の生命・健康を守るために不断の努力を続けて参ります。引き続き、皆様方の支援をお願い申し上げます。
最後になりましたが、ご講演いただいた先生方をはじめ、今回の医学会開催のご支援、ご協力をいただいた医師会、各団体、企業など関係者の皆様、そして何より学会にご参加いただいた先生方に深く感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。