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医師・医療関係者のみなさまへ

交野市医師会創立20周年記念式典を挙行

府医ニュース

2014年7月30日 第2719号

今後も市民の健康づくりに邁進

 交野市医師会(波戸良光会長)は7月5日夕刻、大阪市内のホテルで創立20周年記念式典を開催。会員・家族・従業員をはじめ、地元自治体関係者や北河内ブロック医師会、近隣病院長ら招待者を含め約140人が出席した。

 式辞で波戸会長は、同医師会が平成6年4月に53名の会員を擁して枚方市医師会交野支部から分離・独立(初代・小菓照三会長)し、現在80名の組織に至るまでの歩みを回想。各種の医療・保健事業への協力やAED寄贈、健康カレンダーの作成・各戸配布、イベントでの医療救護班の派遣など、交野市民約8万人の健康保持への取り組みを紹介した。一方、高齢社会に対応するための訪問看護ステーション・ケアプランセンター・ヘルパーステーションの設置運営、かかりつけ医マップの配布などにも言及。住み慣れた地域で安心して暮らせる街づくりに向けて、地域に密着した会員の医療活動に謝意を述べた。
 祝辞には中田仁公・交野市長に続いて、藤本良知・枚方市医師会長が登壇。創立60周年を迎える枚方市医師会と交野市医師会を「歳の離れた兄弟」と表わし、今後も近隣医師会同士として、ともに歩んでいきたいとした。
 式典では、波戸会長から永年会員・役員へ感謝状および永年勤続職員へ表彰状を贈呈。代表してあいさつした前会長(第2代)の尼子隆章・交野市医師会議長は出席者に向け、会員がこれからも地域医療に邁進し、医師会が繁栄することに期待すると語った。